浜松市長が「延期する」と言った、水道コンセッションについて
本日の定例記者会見で鈴木市長は
「水道コンセッションの議論を延期する」と表明しました。
これは何も改めて言うことではなく、
11月に全く同じことを言っています。
報道各社からコメントを求められたのですが、特に状況が変わったということではないので、
特に目新しいコメントはありません。
私としては
①「延期」と言って選挙の争点から外しにきている
②市民への説明が不十分のまま政策変更
このようなことを述べさせていただいています。
①選挙の争点外し
私が引っかかっているのは、
選挙の直前になって意見をコロッと変えたこと。
もし、反対している対抗馬(私)が出る前や、選挙直後にこの表明をしたら、
皆さんの見方も変わったかもしれません。
いま、住民の皆さんに意見を聞いて回っていて、
「水道コンセッション賛成!」という声をほとんど聞いたことがありません。
反対意見が多くある中で、
争点から外したいというのは誰の目から見ても明らかです。
②説明不足
そもそも水道コンセッションに対しての説明も不足していると感じましたが、
この政策転換にも説明不足を感じます。
今まで本気でやろうとしていたことを
「市民の理解が得られそうにない」と特に公の場で説明もないまま転換するということの違和感を感じます。
こんなマイナスなことを選挙の争点にするべきではないですし、
「延期」という言葉で逃げている姿に、一種の政治的テクニックを感じます。
「理解が得られていないから税金を投入して説明会を行う」行政区再編と
「理解が得られていないから、選挙前に方向を転換する」水道コンセッション
この二つの違いはなんなのでしょうか。
ここまで説明がないと、
「延期=いつかはやるのではないか」と思わざるを得ません。
私も水道コンセッションを選挙の争点なんかにしたくはありません。
なので是非、水道コンセッションについては
「白紙撤回、中止」と
堂々と述べていただければと思います。
大歓迎。
人件費、区の数、水道維持費...
未来にツケを回さないための削減、削減かもしれませんが、
削減しすぎて街の活気を失っている状況は、
逆に未来にツケを回していることになりませんか。
削減、削減と考えるよりも、
どうやったらこの浜松の魅力を、
活気を増すことができるか考えませんか。
私は誰の意見に従うでもなく、
市民の意見を政治に反映していきたいのです。
私は、水道コンセッションには
断固反対です。
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